靴下を文章パターンで編もう!
今月のソッククラブは東京タワー!みなさんご覧になりましたか?実はもうサンプル色が売り切れていて、赤で編みたい方に申し訳ない気持ちなのですが(10月中には再入荷予定です)、男性に編んでも素敵ですよね。
こちらのプロジェクト、実は海外のデザイナーさんの場合はパターンだけを頂いて、サンプルはテストを兼ねながらこちらで編むというスタイルをとっていました。それが一ヶ月ごとにくるものだから、私とテク編及びコーディネーター担当スタッフ、そしてテスターの3人で、慌ただしい日々を送っていたのです。今月を出したと思ったら、もう次々!という雰囲気で販売していたわけで、今回で最終回ということで、全員でホッとしています。
昨年あたりから日本でも靴下編みが人気ですよね。もう15年ほどこの仕事をしている私からしますと、このブームは少し驚きなのですが、恐らく文章パターンで編む靴下という文化が日本でもようやく浸透してきたのではないかと考えています。靴下編みは文章パターンの良さが最大限発揮されるアイテム。私はいつも靴下を編みたい方には文章パターンを強くお勧めしています。それが英語だとしても、です。
私はこんな仕事をしているのに、平面に書かれているものを立体として捉えるのがとても苦手でして、実は編み図の靴下、未だに編む気持ちになれません。でも文章ならとっても簡単。立体構造がわかっていなくても、書いてあることをやればいいんです。難関だと思われる踵もスイスイなんですよ。おそらく1枚編んでみると、靴下の構造が理解できて何でも編めるようになると思います。靴下が本当に初めての方は、初めての靴下キットをぜひどうぞ。動画もついて、1段ごとのチェックシートもついて至れり尽くせりパターンです。