amirisu Travel vol.1 - もうすぐ発売!

2/5発売の新刊本について、ちょっとお話しします。
amirisu株式会社 2022.01.25
読者限定

amirisuでは季節ごとに沢山のパターンを制作しては、様々なかたちでリリースしています。キットやクラブとして販売するもの、雑誌に掲載するもの、そして単行本です。どれも同じくらいのエネルギーをかけて一生懸命作っていますが、やはり単行本となると気合も違います。プロのカメラマンさんやモデルさんにお願いして、大変な労力をかけて写真を撮るという作業が発生するからです。

単発で販売するキットなどと異なり、単行本にするとなるとコンセプト無しにはスタートできません。本の体裁、デザイン、スタイリング、写真の雰囲気などを決めるのには、何らかの拠り所が必要だからです。amirisuのオリジナル糸だけの本を作ると決めたとき、一番初めに考えたのはテーマでした。

テーマを考えるときに一番初めになぜか思い浮かんだのが、ブライアン・イーノというミュージシャンのMusic for Airports (Ambient 1:Music for Airports, 1978) でした。ブライアン・イーノは、個人ではアンビエントミュージックのアルバムを作りながら、色々な有名アーティストの音作りを手助けする大御所の音楽プロデューサー。旅にピッタリな感じのこのアルバムが頭に浮かび、旅の本とおすすめの音楽がセットで出せたら面白いね、なんて話をしました。

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